この記事では、私が実際に行って楽しみながら英語が身に付いた学習方法を6つ紹介しようと思います!
私は小さいころから英会話を習っていたわけでもないですし、英語を初めて学び始めたのは中学に入学した13歳頃でした。それでも大学4年生の時には特別な勉強をあえてせずTOEIC935点を取ることが出来ました。
今は英語での会話にも支障は無く、アメリカ人の夫に出会って結婚し、必然的に毎日英語漬けの生活を送っています。それでも改善の余地はまだまだありますし、ネイティブに近づけるよう心掛けています。
今まで翻訳や、英語のデータ作成などの仕事を経験してきましたが、結局一番必要なのは話せる事だなという結論に至りました。
もちろんTOEICで良い点取りたい、本を読みたい、映画を観たいという理由で英語を勉強をされる方もいると思います。それが悪いと言ってるわけではもちろんありません。
でも、私はそれよりも「話す」「使える」という事に重点を置いていきたいと考えました。
なので今回紹介させてもらう勉強法もカリカリ机で勉強するというより、自分が楽しめる方法で英語を話す事への抵抗をなくし、耳・口・頭を英語に慣らしていくことが目標の根底にあります。
それでは、早速ご紹介していきます。
あなたもきっと英語力が身に付く6つの学習方法
- 単語をおぼえる
- 洋楽を聴く
- 洋画・海外番組を観る
- 英語で日記を書く
- 自分の英語を録音する
- ネイティブスピーカーと話す
1.単語を覚える
基礎中の基礎!単語を覚えましょう。
私個人の意見ですが、単語ってかなり重要だと思います。日本語で話すときも語彙力がないと文章作れないですよね?
単語を覚える必要もなく聞き流すだけで英語が出来るようになるよーなんていうものも世には出ていますが、私は全く信じていません!笑
聞き流して自然と言語を学べるのって母国語が自然と話せるようになるのと一緒の原理で、子供の時だけじゃない?なんて思っています。しかもそんな簡単に話せるようになったら誰も苦労してないです。
ですので、もしあなたが学生で英語を話せるようになりたい!というなら例えば学校である週1回の単語クイズやクラス内でのポップクイズ等は決して侮らずに、毎回満点を取る意気込みで暗記しましょう。
学生以外の方は、自分で単語帳を買って勉強しましょう。通勤時間や寝る前に1週間に10個とかで十分です。出来ることから始めるコツコツと継続することが大切です!
また初めからレベルの高い単語帳を選ぶのではなく、基礎から始めるといいと思います。
外国人の会話を聞いていると分かるかもしれませんが、普段の生活ではそんなに難しい言葉を使っていません。中学生・高校生くらいのレベルを勉強していれば、普段の会話でそこまで苦労することはないと思います。
また、単語だけで意思疎通することから始めて良いのです。黙って何も言えないよりは、単語で伝えられるほうがよっぽど実用的です。
2.洋楽を聴く
これは音楽の好みにも関わってくるので、誰もが楽しめる方法ではないかもしれませんが、実は思った以上に勉強になります。
音楽って、色んなアーティストが自分の人生経験をもとに曲にしたりするので、感情表現、比喩、熟語やスラングが盛りだくさんなんですねー。
ここでポイントが2つあります!
- 歌詞を書き出して、単語の意味を調べる
- 練習して歌う
POINT1.歌詞を書き出して単語の意味を調べる
好きな曲を決めて、その曲の歌詞を書き出します。以下の様なページで調べれば大体歌詞は簡単に出てきます。
書き出した歌詞を眺めて、この単語どういう意味だろう?とかこの曲って何のことを歌っているんだろう?という疑問を和訳して理解していきます。
自分で知りたい!と思って自発的に調べたものって不思議と時間が経っても覚えていたりしませんか?
「勉強してます!」感ではなく、楽しみながらやるというのが私はとても大切だと思っています。好きな事や楽しい事って継続できるし頭にも入ってきやすいです。
さらにハイレベルに挑戦したい方は、ディクテーティングをしてみるといいです。耳で聞くことを同時に書き出す作業ですが、これはリスニング力を伸ばすにはとても有効です。
POINT2.歌う
その曲を歌えるように練習してみましょう。大切なのは口を動かして声に出すこと!
音程なんて関係なく歌っちゃおー笑
これの何が良いかというと、口に出しリズムに合わせて歌うことで、単語と単語をつなげた一連の発音の仕方の感覚をつかむことが出来、歌手のマネをすることで英語の発音を上達させることが出来きます。
曲のリズムやスピードに合わせないといけないので、自然な流れで発音することを強いられます。かなりスローな曲は別として、一語一語発音しようとするとテンポが確実に遅れます。これを曲に追いつくように練習することで、舌の動きや発音の仕方が自然と体に染みついてくるんですね。
3.英語で映画やテレビ番組を観る
英語音声で映画やテレビ番組を英語字幕をつけて観ることで、文字で見ながら聞くことが出来ます。
文字を見ながら同時に音を聞くことで、その言葉がどう発音されているかが学べますし、分からない言葉や言い回しがあれば、それをメモしておいて後で調べたり、その場で調べて意味を確認することができます。
全部分かんないよーという方は、直観で気になった言葉や言い回しがあったらそこから始めればいいと思います。あくまで映画やテレビ番組を観てる間の目的は内容を理解すること。楽しみながら調べているうちに、実は勉強になっていたという感覚でいてほしいです。
少し理解できるようになってくると、熟語やことわざなどに気付けるようになると思います。そうすると、単語のみではなくワンランク上の英語を学習することが出来るしい、より一層楽しくなってきます。
4.英語で日記を書く
これまではインプットの学習でしたが、ここからは実際に覚えた単語やフレーズを使うアウトプットの練習になります。
英語を勉強している多くの方の目標はきっと、英語を話せるようになる事かと思います。その為には、覚えた単語や熟語を使って文章を作れるようにならないといけません。
日記を書くことで、その練習をすることが出来ます。書く行為は話すことよりハードルが低いです。なぜなら、文章を考えるのに好きなだけ時間を使って良いからです。
誰かと面と向かって会話をしているわけではないので、間違っても修正できるし、文章を考えるのに辞書を引いたり、文法を調べてみたり時間をかけることが可能です。
「1日に何文書く」や「今日はこの単語を使って文章を作ってみよう」など、小さな目標を自分で設定するのも効果的かと思います。
5.英語で話している自分の声を録音する
これは日記などのライティングより、難易度がぐっと上がります。
会話のように文章を考えて発声するので、頭の中で英文を構成するスピードが必要になってきます。
英語で書くことに慣れてきて、ある程度ぱっと文章を作れるようになったら、このステージに進むと良いかなと思います。
話す内容なんて、何でも良いのです。誰に見せるわけでもないので、自分の話したいことを適当に文にして話してみましょう。
私はYoutubeで海外コスメのレビューとかをよく観ていたので、自分の携帯に向かって、最近買ったコスメについての感想を話してみたり、その当時の恋愛について思うことを話してみたり。。。
照れくさいから家で1人の時にやってました!(笑)
バカらしいかもしれないけど、個人的にはコレ効果大でした。
録音や録画したものを後で見返すことで、自分の発音を聞き返すことが出来ます。息継ぎは自然なところで区切れているか、単語の発音はどうかなど聞いて修正するのに役立ちます。
また、これをすることで英語を話すことに対する自信も少しずつ付いていきますね。恥ずかしがっていては上達しませんので、恥を捨ててなりきってみてください。きっと変化が見られると思います。
6.外国人と話す
外国人の友達がいる方はラッキーですが、きっと自分から探しに行かないとあまり出会える機会がないですよね。
しかも実生活で知り合ったとしても、あからさまに言語学習を目的として友達になろうとすると不快感を与えてしまう可能性もあります。
そんな方におススメしたいのが、ペンパルです。
言語交換という感じで、日本語に興味がある外国人を見つければ自分が日本語を教える代わりに向こうが英語を教えてくれるみたいな事が出来ます。
また、英語を母国語としない国の方でも英語がとても流暢な場合もありますし、色々な国の人と友達になれるのは貴重な事なので、相手との相性が良ければ別に英語圏の人にこだわらなくいいと思います。
私は19歳のくらいの頃に友人に教えてもらったウェブサイトでペンパルを作り始め、アメリカ、カナダ、イタリア、スペイン、フィンランド、スイス、イギリスなど様々な国の同世代の男女と定期的にメールや手紙のやり取りをしたり、メッセンジャーでチャットをしたりしていました。
とても気が合って、チャットを毎日のようにしていたアメリカ人の男の子がいましたが、当時私の英語力が飛躍的に上がったのはそのおかげだったと思っています。
特に仲良くなった子達とはギフトを送りあったり、彼らが日本に来た時に出掛けたりしたこともあります。ここでも私が使っていたウェブサイトを紹介したかったのですが、残念ながら旅行情報に注力するようでペンパルを集うページは閉鎖されてしまっていました(泣)怪しい人もいなくていいサイトだったのになー。
他のペンパルサイトを知らないので、ご紹介は出来ませんがアイデアの1つとしてこんな方法もあるんだなとだけでも思って頂ければ幸いです。
※出会い目的のような人もたまーにいるので、気を付けましょうね。
まとめ
全部で6通りの学習方法をご覧頂いてお分かりのように、英語を使えるようになるにはインプットとアウトプット両方に力を入れていく必要があります。
情報を頭に入れるだけではなく、それをどう使いこなすかがとても重要になるので実演練習はとても効果的だと個人的には思います。
何をするにも自分より先に始めてる人やレベルが上の人はいますが、そんな事に気を取られず、なりたい自分を実現させるのは努力次第!
さらなる上を目指して、一緒に頑張っていきましょう!!
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