軍人さんと結婚すると、自分のミリタリーIDを持つことが出来ます。
これを持っていれば基地へエスコートしてもらう必要がなくなるので、1人で出入りしたり、基地内の施設を利用することが可能になります。
※横須賀基地での情報です。手順やポリシーに変更が生じる可能性もありますので、確実な情報は各担当窓口に問い合わせてください。
ミリタリーID発行に必要な書類
必要な物は少ないですが、順番に説明していきます。
- 戸籍謄本(新本籍のもの)とその英訳
- パスポートまたは運転免許証
- 婚姻受理証明書とその英訳
1. 戸籍謄本とその英訳
婚姻届けを提出した際に、新しい本籍を登録したと思います。
その、新本籍&氏が記載された戸籍謄本が必要になります。
英訳は自分で翻訳し署名してOKです。
※手続き後、新しい本籍が記載された戸籍謄本が出来上がるまでは大体1週間くらいかかりますのでご注意ください。
テンプレートは別記事「アメリカ軍人との結婚 ネイビー編」の2. 各種書類を用意/提出の戸籍謄本原本とその英訳という欄をご参照ください。
2. パスポートまたは運転免許証
身分を証明するために、いずれかまたは両方が必要になります。
もしこれらの身分証明書上でまだ旧姓から変更していない場合は、担当される方によって変わる可能性はありますが、恐らくいったん旧姓でIDを作成することになります。
ここで姓が一致していなくても、新姓で作成できるという噂も聞いたことがありますが、私の場合は無理でした。
初回の2回は仮IDとなり、期限が3か月間。
3回目に発行してもらうIDは1年間有効となります。
途中で新姓に変更してもらいたい場合は、仮IDの間であれば数ヵ月我慢して次の更新を待つか、身分証明を持っていけばいつでも変更してあげるよーとのことでした。
その場合はパスポート、運転免許証のどちらかまたは指定された場合両方、新姓に変更された身分証明書をもって行きましょう。
3. 婚姻受理証明書とその英訳
婚姻届けを提出した際に受け取った、受理証明書を英訳して持っていきます。
この書類の英訳に関しては、プロにお願いします。偽装を防ぐためなんでしょうかね?これに関してだけは、自分で翻訳しないようにマリッジセミナーで注意がありました。
翻訳をお願いする場所は、結婚手順の記事でもご紹介していますが私はこの会社にお願いしました。
さて必要な物がそろったら、PSDオフィスに向かいます。
私の時は予約もせずに行きましたが、カウンターで要件を伝えてすぐに対応してもらえました。
特に難しいこともなく、これで完了です!
私達は予約せずに行って普通に対応してもらえたのですが、一応予約ページは用意されているので不安な方はコチラで予約できるみたいですよ。
※追記 2021/8/22
コロナの関係で、このページからの予約は出来ないみたいです。
こちらのページからの予約になるようです。
電話か直接出向いて口頭で予約も出来ると思います。
1年間有効なパスの発行
私は、婚約期間が長く2年ほどあったので、基地への用事がある度に毎回エスコートしてもらう必要があり面倒だなと思っていました。
そこで、横須賀基地では1年間有効のゲストパスを作ってもらえるので、それを利用していました。
申請用紙はパスオフィスに用意されているので、エスコートしてくれる人と一緒に行って申請すればOKです。
返却する必要がないのでそのままパスを自分で持っておけて、次回からそれとパスポート等の必要な物をゲートで提示すれば入れるので、毎回パスオフィスに寄る必要がなくなります。
これを使用して基地内に入る場合はデイリーパス同様、パスに記載されたエスコート当人しかあなたをエスコートすることが出来ないですし、常時その人と一緒に行動しなければなりません。一年有効とはいえ、IDとは違ってきますのでご注意下さいね。
最後に
必要書類と権利さえあれば、簡単な手続きでIDを作成してもらうことが出来ます。
とても大切なIDになるので、紛失しないように気を付けましょう。
コメント
こんにちは。いつも拝見させていただいてます(^_^*)1年間有効なパスの正式名称を知りたいのですが…!私も今婚約中で毎回オフィスに行くのが面倒なので…